D-STARとは、JARL(一般社団法人日本アマチュア無線連盟)が開発した、アマチュア無線の「音声通信」、「データ通信」をデジタル方式で行う新しい通信方式。
レピータ局間を中継する幹線系通信、インターネット接続により、快適で広範囲の通信を実現するなど、新しい楽しみと大きな可能性を秘めたシステムです。
もちろん、レピータを介さない一般的な交互(シンプレックス)通信も可能です。
D-STARに対応した430MHz帯もしくは1200MHz帯デジタルトランシーバーがあれば、すぐに次世代デジタル通信を楽しむ
ことができます。また、1200MHz帯と430MHz帯の相互通信が可能です。
交信方法は従来のアナログ(FMやAMなど)と同じで、周波数とモードを設定し、PTTを押してしゃべるだけです。音声だけ、パケットだけの送受信しかできないアナログに対して、D-STARのDV(デジタルボイス)モードなら、音声+データを同時に送受信できます。相手との距離や方向を確認しながら交信できるのは、デジタルならではのメリットです。またデジタルなので、待ち受けが静か+ノイズにも強い特長があります。自然を満喫するアウトドアで、静かな待ち受けが実現。バイクでの運用も、ノイズの心配がないのでストレスなく使えます。