レピータゲートウェイ構成に必要なソフトのインストール、設定を行っていきます。
設定はすべてWindows端末からターミナルソフトを使用しSSH接続にて行います。
レピータコントローラ機器(ID-RP2C)に付属しているCD(D-STAR Gateway software)をご準備してください。
ゲートウェイサーバーにRS-RP2CのCDを挿入し、以下の方法でインストールします。
CDのマウント
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「/dstar/conf」ディレクトリに展開した“dsgwd.conf”ファイルを、「/etc」ディレクトリにコピーします。
「/etc」ディレクトリにコピーした「dsgwd.conf」をテキストエディターで開き、「ZR_CALLSIGN=」のレピーターコールサインを書き換え、上書き保存します。
環境設定ファイルのコピー
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ゲートウェイパソコンの電源立ち上げと同時にゲートウェイソフトが実行するように「/etc/rc.d/rc.local」
に「/dstar/exec-gw」を追記します。
この設定により電源ONでプログラムが自動起動します。
# vi /etc/rc.d/rc.local
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CentOS6のログデーモンがsyslogからrsyslogに変更になりました。
これにより設定ファイルが変わりますのでご注意ください。
D-STARゲートウェイログを独立出力することにより利用状況、稼働状況が分かりやすくなります。
rsyslog設定ファイルへの追記
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以上でゲートウェイサーバのインストール設定は完了です。
あとは、レピータ装置の設定、ルータの設定が必要です。
設定方法についてはここでは省略させていただきます。
特にルータ機器はメーカーにより内容が異なりますのでルータ付属のマニュアルを参照して設定を行ってください。
このままで運用は可能ですがさらに最適化を行うことによりパフォーマンスの向上、セキュリティの強化が図れます。
特にセキュリティ強化は行ってください。